堆雪空間の確保住宅
●堆雪空間の確保住宅を計画する最初の段階から屋根雪をどのように処理するかとあわせて、どこに雪をためておくかを、しっかりと考えておかなければなりません。
屋根雪を南側に落とす場合には、庭を雪処理スペースにすることを提案しましたが、玄関や車庫前の雪なども庭にためておくことを、もっと考えてもよいでしょう。
そのためには、雪をためておきやすい庭のつくりにすることや雪を運びやすいルートを考えておくことが必要です。
玄関や車庫前の雪はやはりその近くに堆雪スペースがあると便利です。
住宅のアプローチの計画をするときに、雪をどこにためるかも一緒に考えましょう。
(2)雪処理を共同で鰯隣と一緒に雪の処理は一戸一戸で考えるよりも、隣と共同であるいは近所の人たちと協力して考える方がやりやすいのです。
例えば、東西方向に家が並んでいる場合で隣と屋根雪を落とす場所を共同にすると、ずいぶんスペースの確保が楽になります。
普通、隣地境界と建物との間は、2~3mの狭いスペースしかありません。
ここに雪を落とす場合は、隣地にはみ出さないようにしなければなりません。
少し雪に勢いがつくと隣まで飛んでしまうこともあるため、境界沿いに高い防雪フェンスを立てている例をよく見かけます。
雪がはみ出さないように苦労をしているのですが、いっそのこと、はみ出すことをお互いに認めるのはどうでしょうか。
住宅と住宅の間を両方の家が共同の雪処理スペースとして利用するのです。
合わせると幅5~6mの結構なスペースがとれるのです。
もちろん間に塀などは設けません。
夏はお互いに畑にでもしておけばよいでしょうし、共通のサービスヤードにすることも考えられます。
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